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活動報告

北上市の人口減少についての考察(4/4)

盛岡圏域の大学・短大卒業年代の人口流出が少ないのは、盛岡圏域の学生が地域に残っているだけではなく、圏外に出る学生がある一方で、圏外から集まっているからと考えられます。
卒業後の就職先として選んでもらうためには、その圏域に学生が希望する就職・就業先があることが必要で、学生にとって魅力ある就職・就業環境、企業、研究機関、各種機関がなくてはなりません。しかし、優れた企業があってもその情報が学生に伝わらなければ就職には結び付きません。
企業や組織と学校・大学との連携や共同研究などを通じた交流が、学生に対する情報提供の機会となります。8月21日に、行政や商工関係機関、人材育成機関、コンピュータアカデミー、高等学校などの市内13団体で「知の総和」をキーワードとした人材育成のための包括協定が締結されておりますが、大学卒業者の人材確保のためには、大学との連携が必要です。
6月19日の毎日新聞に「理系技術者100万人不足」という記事や9月15日の岩手日報には、「製造業のまち外国人急増、北上10年で3.6倍」という記事があり、企業の人材不足が報じられております。
現在、大学卒業人材確保のために、都市部など大学生が多い地域に出向いて、行政や商工団体が企業と合同説明会を開催したり、企業が大学を戸別訪問したりしてPRするなどしております。少子化による若年人口減少が明らかな状況の中で、身近に大学があることは大きなメリットであり、富士大学の定員増も明るい話題です。そして北上市立大学が誕生することは、人材確保の上で重要な役割を担うことが出来るのではないでしょうか。

※詳しい資料などはFacebookに記載しております。是非Facebookをご覧ください。

【Facebookより転載】
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