
いま、北上市立大学の是非が話題になっております。
私は昨年に引き続き、本年も5月28日から6月23日にかけて、市内16地区交流センターと西和賀で県政報告会を開催しました。はじめに、その中で取り上げた人口減少の課題に関して紹介します。
国立社会保障・人口問題研究所が、日本の将来地域別人口(令和5年度推計)を公表しておりますが、前回推計より人口減少の進捗が早くなっています。
図1は、「岩手県」と「北上市」と「西和賀町」の人口減少率で、東日本大震災前の2010年を起点として、2023年の実測値を中心に、過去と将来推計のグラフです。
岩手県全体では、2023年の減少率は12.6%に対して、西和賀町は29.7%と大きく減少していますが、北上市はわずか0.7%の減少となっています。
このことから、北上市では人口減少に関する関心・危機感が低いのではないかと感じます。(私は県議会の一般質問で毎回取り上げていますが、市議会ではあまりテーマになっていないようです。)
しかし、子どもの出生数の減少率は、図2のグラフを見てもわかる通り、北上市でも県全体とほとんど変わりなく減少しています。
そして、図3は、20歳から39歳の女性の減少率ですが、同様の減少傾向が表れています。女性の人口流出(社会減)をいかに防げるかが、人口減少対策を考えるうえで重要と考えられます。
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【Facebookより転載】
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