
北上市立大学の可能性を考える上で、北上市だけではなく、近隣圏域の人口状況も見る必要があります。
表2-1、2-2、2-3は県内全体の状況、表3-1、3-2、3-3は、北上・西和賀・花巻・金ケ崎・奥州の圏域の状況、表4-1、4-2、4-3は、盛岡・紫波・矢巾・滝沢の圏域で、岩手大学、県立大学、盛岡大学他多くの大学・短大が設置されている圏域の状況です。
北上・西和賀・花巻・金ケ崎・奥州の圏域全体では、北上市単独より人口流出が大きく、岩手県全体の数値に近い状況となっています。
一方、多くの短大・大学がある盛岡・紫波・矢巾・滝沢圏域では、まったく違い、平成20年から平成25年まで、及び平成25年から平成30年までの期間は、人口が増加しています。平成30年から令和5年までは、若干減少していますが、北上圏域の影響があるのではないかと推察されます。
学生時代には、住民票を移す学生は少ないと考えられるので、短大・大学卒業後の就職先があることが必要ですが、大学・短大があるか・ないかの違いが大きく表れています。
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【Facebookより転載】
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