Loading

活動報告

北上市の人口減少についての考察(2/4)

次に労働人材確保の観点から考察します。
表1-1~表1-3は、平成20年から令和5年までの、北上市における5歳区分で集計した人口推移です。(各年の10月1日現在の住民登録数による人口)
平成20年に0~4歳だった人は、5年後の平成25年には5~9歳になります。平成25年には、10~14歳になり、平成30年には15~19歳になり、令和5年には20~24歳になります。したがって、各年代を同じ色の斜めに推移をみるとその年代の人口増減がわかります。
ここでの注目点は2つあります。
一つ目は、10~14歳の年代が15~19歳になるときの変化です。18歳で高校を卒業して就職する人の移動が現れてきます。(増減は、住民登録の数ですので、転入と転出の差し引き増減になります。また、進学等で市外・県外に移動がありますが、この時点で住民票を移す学生は少ないと考えられます。)
二つ目は、15~19歳の年代が、20~24歳の年代になるときの変化です。この年代では、短大や大学を卒業し就職する人の移動が現れます。
高校卒業の年代をみると、男女合計では、平成20年から平成25年の間に182人減少、平成25年から平成30年の間に155人減少、平成30年から令和5年の間に86人の減少となっています。平成30年から令和5年にかけては、新型コロナウイルスの影響もありますが、キオクシアの操業により関連企業を含めた雇用の増加が影響していると考えられ、表1-2(男)と表1-2(女)の見ると男女の人口流出の違いが分かります。
短大や大学卒業の年代を見ると、高校卒業の年代に比べて大きく人口流出していることが分かります。平成30年から令和5年のキオクシア操業の時期では、男女合計で大きく流出が減っていますが、女性の流出は依然と大きい状況であることが分かります。
また、この年代の人口流出の減少は、短大や大学卒業者の雇用ニーズが増えたとも考えられます。

※詳しい資料などはFacebookに記載しております。是非Facebookをご覧ください。

【Facebookより転載】
高橋やすゆきのFacebookはこちら>>

関連記事

  1. 平野たつお議員、藤原崇衆議院議員と西和賀町の遊説
  2. 第28回北上CUP綱引選手権大会開会式に参加しました
  3. 高橋やすゆき後援会 鬼柳支部の設立総会が開催されました。
  4. 県政レポート Vol.08
  5. 6月19日~21日 代表質問と一般質問が行われました。
  6. 第11回虹色フェスタ2023が開催されました
  7. 高橋やすゆき後援会 横川目支部の設立総会が開催されました。
  8. 岩崎新田鬼剣舞が「東日本大震災追悼慰霊復興祈願の舞」に参加しまし…
PAGE TOP